GIGAスクール構想仕様 端末充電保管庫【輪番システムについて】

GIGAスクール構想仕様の充電保管庫に用いられる電源製品の中には輪番機能があることが必須条件となっております。運用をスムーズにするため電源周りでの注意点は様々ありますが本記事ではセンターピア独自開発の輪番コントローラについてご紹介いたします。
○充電保管庫の電源製品の注意点
- ①電力的制約(各教室のブレーカ)
- ②電源製品の配線
- ③教職員の利便性
etc...
学校の状況について
まずは設置される環境についてですが、小中学校の教室では壁に付いているコンセントの許容電流値は一般的に15Aです。(あくまで一般的な数値であり、各学校により状況は異なります)
輪番方式の充電方法が今回のGIGAスクール構想の運用のため採用された理由がここにあります。
「端末充電時の消費電力の合計」<「設置場所の供給電源容量」
上記の方程式が常に成り立っておらず、消費電力の合計がコンセントの供給電源容量を超えてしまうとブレーカーが落ちてしまいます。そのため運用する児童生徒用タブレット端末が多いと、それに伴い使用電力が増え、教室のブレーカーが落ちる可能性が出てきます。
輪番方式では運用端末をスケジュールで順々に充電することで消費電力の合計を抑え設置場所の供給可能電源容量を超えないようにすることができるのです。
各充電保管庫メーカーの考え方によって輪番システムの運用やスケジュールは異なりますが根本的なコンセプトは同じです。
こういった運用を前提に作られていない流通品のデジタルタイマーなどを採用する充電保管庫メーカーもありますが
センターピアでは導入はもちろん何年も安心に安全に運用を可能にするため、輪番システムを独自開発致しました。
====
輪番充電システムコントローラ(CP Charger)
型番:RCM310-008
====
CP Chargerの基本仕様
- ◇基本仕様
- 外形寸法:200×192×40(コードなど除く)
- 外観:黒
- アウトレット:4個(4系統)
- 輪番スケジュール:8パターンをスイッチで変更
- ブレーカー:ブレーカースイッチ1つ
- 最大制御出力:100V AC15A(1500w)
- サージアブソーバー付
- 内部電池:5年保証(内部時計用)
- 電源ステータス表示:LEDにて確認可能
- 規格:PSE特定電気用品認証品(電気用品安全法)
- 曜日設定:オプション対応で曜日や夜間のみの充電対応が可能です
CP Charger特徴とポイント
◇特徴その1
CP Chargerがユニットである。
万が一電源製品が壊れてもCP Charger部分がユニットになっているためユニット部分のみの修理が可能です。
→他社は電源製品が筐体に組み込まれていることがあり、故障した場合筐体全体の交換が必要
◇特徴その2
充電スケジュールを適切なパターンでご用意
8パターンの充電スケジュールを用意しており、運用開始後に
スイッチ1つで自由にスケジュールを変更が可能です。
詳しくはお問い合わせください。
細かい仕様の確認はこちらから
◇特徴その3
内部電池5年保証
他メーカーによっては、内部時計用のボタン電池の寿命が1年~2年というところもありますが、
CP Chargerに使われている内部時計用の電池は5年の保証をしております。
◇特徴その4
サージアブソーバーが付いているので万が一の落雷によって端末側にその影響が伝わりません。
◇特徴その5
電源を抜いても設定が保持される
夏休みなどの長期的な休み中に電源製品のコンセントを抜いても、本体の設定は保持し続けるため休み明けにわざわざ再設定をする必要はありません。
CP Chargerの動作イメージ
ただいま準備中です。
お見積が欲しい。細かい仕様を確認したい。などぜひお気軽にご相談ください!
関連記事
▼よければ以下のページもどうぞ。
・GIGAスクール構想仕様 学習者用端末充電保管庫【モバイルラックシリーズ】
・【拡がるVR市場】 ヘッドセットやスマホの最適な充電・収納・保管方法は?
・ダンボール製ヘッドマウントディスプレイ ワイヤレス充電庫- 【モバイルラック導入事例ご紹介③】